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多色印刷  

【多色刷りの世界Ⅲ】インキの重ねは奥が深い!

多色基本色のなかで「透明」と書かれている一般色については、
どの色を重ねても概ね掛け合わせの色に仕上がります。

これについては、イラストソフトでレイヤーを「乗算」するのと
ほぼ同じような効果ですので、事前に想定がしやすいと思います。(もちろん、紙の色も影響します)

しかし!次のインキを重ねる場合は
レイヤーの「乗算」通りの結果にはなりません!

・基29 ホワイト
・基30 スミ
・基31 シルバー
・基32 ゴールド青口
・基33 ゴールド赤口

特に「スミ」との重ねは、とても想定が難しいものです。
データ上で他の色と重ねると、単に“真っ黒”ですが、
実際に印刷する場合、インクの下に別の色があると
「スミ」は「スミ」でも微妙に色が変わって見えます。
ですので、「ここはスミで隠れるから見えないだろう」と思って
ざっくりとした抜き合わせのまま入稿すると、
仕上がりが大変なことになるかもしれません…!

nuki

その他の組み合わせもご参考までに…
※主に100%同士の重ねの場合です。

【パターン1】メタルインク + 一般色
1回で印刷すると、メタルインクの方が上に浮き上がります。

【パターン2】 ホワイト + 一般色
白を用いる場合というのは、
基本的には白止めの必要なデザインかと思いますが、
白と一般色を一度に印刷しても色が混ざってしまい
その効果は得られません。
ホワイトを乾燥させてから次の色を印刷する必要があります。
その分〆切も前倒しとなることがありますので、事前にご相談ください。
 
>>緑陽社の基本36色はこちら

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