多色印刷
【多色刷りの世界 おまけ】濃い白を出したい!
オフセット印刷というのは、紙にインキを薄~く乗せることで精密な仕上がりを実現しています。
しかし、インキの層が薄いぶん、濃い色の用紙では白止めを行っても紙色が透けてしまうことがあります。
そのような場合、白で押さえ切るために白を二度、三度と刷り重ねることがあります。
COMITIAさん発行の30周年記念冊子のカバーはトレペを不透明にするため、白8度刷りを行っているとうかがいました。
すごい…!
↑『コミティア30thクロニクル』
またインキの層を厚く印刷するためには「シルク印刷」という手段もあります。
シルク印刷版はオフセット印刷よりもインキを厚盛りすることができます。(当社オプションの「厚盛りニス」等もシルク印刷です)
「精密さ」という点では劣りますが、盛った分だけ存在感のある仕上がりが期待できます。
別途お見積となりますが、ご相談を承ります。
最新記事
- How to export and submit your manuscript using CLIP STUDIO PAINT easily, without fail
- 【読めば解決】「MediBang Pro(メディバンプロ)」の同人誌制作・入稿方法【簡単】
- 【同人サークル様必見】デジタル印刷とオフセット印刷の特徴を解説
- 【簡単&オシャレ】「同人誌表紙メーカー」で小説の表紙原稿を作ろう!
- 【使える紙いっぱい!】常備遊び紙「タント」新色ラインナップ
- 【お手軽なのに奥が深い!?】遊び紙のえらび方&ハイセンスな使い方
- 「これがあれば安心!緑陽社の紙見本・印刷見本【カラー表紙編】」
- 2つの物語を1冊に!「リバーシブル本」原稿のつくり方
- 【まるでマンガ雑誌】本文色刷インキのえらび方と疑似小口染め特集
- 【キラリ】パール印刷を使ったオシャレな表紙の作り方