- 見学会のようす

「同人誌の製造現場を見学しよう!」 記念すべき第1回目の見学会には、緑陽社とゆかりのある作家様や そのご友人の皆さま、総勢12名にお越しいただきました。
■ 印刷の秘密を大公開!

■ 印刷機を中心に、本ができるまでの流れをご覧いただけます!

■ 横から断裁面を見ると真っ直ぐに揃っていることが分かる!

■ 手早くしかもキレイに仕上がります!

* いただいたご質問をちょっぴりご紹介♪ *
Q:カラーの仕上りや本文の濃度など、イメージ通りに仕上げるにはどうすればいいの? A:イメージ通りピッタリに仕上げたいなら「本機校正」(本番と同じ印刷機、同じ紙、同じ条件でテスト印刷すること)が必要ですが、お金も時間もかかるので、同人誌ではなかなか難しいですよね。
そこで、お手元のプリンタなどで印刷した「出力見本」をお送りいただき「この○○色のような明るい色にしてください」とご指示いただければ、オペレーターがそれに近づけて印刷します。
Q:原稿づくりで間違えやすいポイントが知りたい!緑陽社はフォローしてくれるの? A:ページ数の数え間違い、セリフ抜け、文字が切れそう、成人向け表現の修正が抜けている… このような間違いに気づいた場合は、原稿チェック担当からご連絡しています。 ※原則的に、「完全原稿」でのご入稿をお願いしています。上記のチェックはあくまで人の目による ものですから、100%の精度ではありません。必ずご入稿前にお手元での確認をお願いします! また、各種イラストソフトの使い方、小説のPDF原稿の書き出し方などもウェブサイトに専用の解説ページをつくり、原稿づくりをサポートしています。
* 緑陽社からも質問させていただきました *
Q:同人誌に長く携わっている方が多いですが、昔と今とで何か変わったことはありますか? A:入稿方法が変わってきました。 今はデータでやり取りできるので、直接入稿に行かなくて良くなりました。 A:〆切が遅くなったと思います。 A:印刷単価が安くなりました。初めて印刷所を使って同人誌を出した頃は、 最小ロット1,000部、60万円でした。 A:昔は、アナログ原稿を自分で面付すれば安くなるという割引がありました! A:今は、アナログ原稿自体を受付けない、または受付けても別料金という会社が増えてきたと思います。 (緑陽社はアナログ原稿も大歓迎です!!)
Q:本日の見学会はいかがでしたか? A:機械ごとに丁寧に説明があり、インクの特徴などを知ることができて良かったです。 A:自分の本が印刷されているところを目の前で見られるのが、最高でした! A:実際に作っている現場の技術者さんたちの顔が見られたのは本当に良かった。 A:ただ工場を見学するだけでなく、工程ごとにじっくりと説明があり、 他社にはない、密度の濃い見学会でした。 A:同人誌の印刷所がこれだけ多くあるのは日本だけ。とは言え、その中でも商業仕様で 作れる会社は数少ない。 これからも頑張って欲しい!
お客様に工場へ入っていただき、ご自分の本が作られていく様子を 間近でじっくりとご覧いただくというのは、初めての試みでしたが、 興味津々にご覧いただく皆さまの様子を見て見学会を実施して良かったと 実感しました。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
今後もたくさんの方にお越しいただけるよう、定期的に見学会を実施していきます。 スタッフ一同、皆さまのご参加を楽しみにお待ちしています♪