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【まるでマンガ雑誌】本文色刷インキのえらび方と疑似小口染め特集

今回はマンガ雑誌風に印刷ができる「本文色刷」をご紹介します!

「本文色刷」は、本文に使用するインキを真っ黒なスミではなく、
色付きのインキに変えられるオプションです。

「自分の作品に合う色はどれだろう?」
「せっかくなら特殊加工らしさをアップしてみたい!」

そんな方に、本文色刷にした冊子の魅力や色えらびのポイントを紹介します!
ぜひ記事を参考にしてみてください。



1.失敗しない!色刷インキのえらび方

コミックルンバ ピンクに「ビリジアン」で印刷

※コミックルンバ ピンクに「ビリジアン」で印刷

「同人誌の本文といえば真っ黒なスミ刷!」とイメージする方が多いと思います。

そこに色インキを使うことで、本全体の雰囲気がガラッと変わります。
本を開いたときに、線や塗りに色があると「おっ!」と目を惹きますよね。

色付きの本文用紙と色インキを組み合わせれば、まるでマンガ雑誌のようにも見えます。

「色刷の原稿を作るのは大変なのでは…?」という心配はご無用!

原稿はスミ刷り原稿を作るときと同じです!
ですのでいつも通りに本文原稿を描いていただければ大丈夫ですよ。

難しい原稿作成が不要なのも、本文色刷の魅力の一つです。

とはいえ実際に本文色刷を使うとなると、どの色をえらんだら良いか迷いますよね。
そこで、色選びのポイントを3つまとめました。

作品のテーマにあったお気に入りの色をぜひ見つけてみてくださいね!

(1)インキは印刷したときに読みやすい色にしよう!

コミックルンバ ピンクに「こげ茶」で印刷

※コミックルンバ ピンクに「こげ茶」で印刷

まず大前提なのが、「印刷した時に読みやすい色」であることです。

「本文色刷」は、緑陽社の基本色36色からご利用いただけます。
また、基本色以外にもDIC色を指定してお好みのインキをえらべます!(加算あり)。

でも薄い色、淡い色をえらぶと、細かい絵柄や文字が見えにくくなってしまう場合があります。
せっかく仕上げた原稿が読みにくくなるのは避けたいですよね。

作品を楽しく読んでくださる読者さまのためにも、使うインキの色には気をつけましょう。

絵柄も文字もしっかり見えるように、濃い色のインキを選ぶのがスタンダードです!

本文色刷で、特にオススメな色をまとめました。
画像にあるインキの色で印刷すると、本がグンと読みやすくなりますよ!

本文色刷で、特にオススメな色をまとめました

(2)作品のテーマにあった色をえらぼう!

次に大切なのが「作品のテーマに沿っているか」ということ。

本文色刷でえらんだインキは、表紙をめくってから閉じるまでずっと目に入ってくる色です。
つまり、作品の雰囲気を決めるといっても過言ではありません!

作りたい本のイメージ、登場するキャラクター、
読者さんに何を伝えたいのか…
作品の持つ雰囲気について考えながら、えらんでみましょう。

インキの色と、作品のイメージの対応例をご紹介します。

グリーン系
オリーブドラブ ビリジアン など
草、木、森など自然をテーマにした作品に最適!
草原の穏やかな雰囲気から深い森の妖艶な様子まで、さまざまな表情を見せます。

ブルー系
スカイブルー ウルトラマリン など
青系の中でも明るめの2色は空、海をテーマにした作品にピッタリです。
青春の爽やかな空気を演出することができますね。

紫・青紫系
むらさき ブルーブラック など
夜や宇宙など、深みを持った作品に使える色です。
派手な色に抵抗がある方など本文色刷を初めて使う方にもオススメです。

茶色系
ブラウン こげ茶 など
茶色系は、アンティークな雰囲気を醸し出すのに最適!
またチョコ、クッキーのようなほっこりとした雰囲気もあり可愛い作品にも使えます。

赤系
えんじ
作品にかわいさや温かみを演出したいときにどうぞ!
同系色のコミックルンバ ピンクと合わせてもオシャレです!

(3)緑陽社のお得なフェアを活用しよう

このコラムをご覧いただいている皆さまに、とっておきの情報をご紹介!

なんと、本文色刷が加算なしで使えちゃうお得なフェアを現在、実施中です。

毎月決まった〆切日に入稿すれば、「本文色刷」が無料で使えます♪
インキの色は指定の5色のうちから選んでくださいね。

毎月決まった〆切日に入稿すれば、「本文色刷」が無料で使えます♪
毎月決まった〆切日に入稿すれば、「本文色刷」が無料で使えます♪

2.【応用編】意外と作成はかんたん!「疑似小口染め」の魅力

最後に、本文色刷の魅力をさらに引き出す「疑似小口染め」をご紹介します!

クリーム書籍用紙に「ピンク」で印刷

※クリーム書籍用紙に「ピンク」で印刷

本の小口に染料を吹き付けて色染めをする加工を「小口染め」といいます。

今回ご紹介する「疑似小口染め」は、本文の断ち切り付近にベタ枠を入れて、
インキの色を横からうっすらと見せるものです。

本文色刷のオプションと合わせると、とってもオシャレです!

実は、原稿の作り方はとってもかんたんです。
いつもの本文原稿の【断ち切りより内側3ミリ付近】にベタ枠を入れるだけ!

ちょっとの手間で本の仕上りがグーンとアップしますよ。

コミックルンバ クリームに特色「DIC177」で印刷

※コミックルンバ クリームに特色「DIC177」で印刷

コックルンバ ピンクに「こげ茶」で印刷

※コミックルンバ ピンクに「こげ茶」で印刷

「疑似小口染めに明るい色を使いたいけど、本文は読みやすくしたい!」という場合は、
「本文2色刷り」にすれば可読性と可愛さを両立できます!
こちらは都度お見積となりますので「カスタムコース」よりお問合せください。

本文2色刷りについては「本文2色刷り特集」ページにさらに詳しく掲載しています♪

上質90kgに「サイバーピンク・スミ」の2色刷り上質90kgに「サイバーピンク・スミ」の2色刷り

※上質90kgに「サイバーピンク・スミ」の2色刷り

作品テーマに沿った色を加えられる「本文色刷」をご紹介しました。
スミ刷とは違った魅力で、本をさらに引き立てますよ!

次の新刊は、ぜひお好きな色に染めてみてくださいね!

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